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しくじりアフィリ先生

それでもなんとかメシを食ってます。僕のしくじりの一部を披露します。良い答えが返せるかどうかわかりませんが質問してきていいよ。

零細法人が銀行融資を受ける時のポイント。銀行員から聞いた情報をまとめてみた。

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銀行から融資を受けてみよう。

 

 どうにか黒字ではあるものの、今後いつ赤字に転落するかわからない。

 どうやら銀行というところは、融資実績を作っておいたほうが、後々いいらしい。

 とりあえず借りてみてはどうかな?

 

 そう思ったのが去年の年末のこと。

 特に、まとまったお金が必要というわけではないが、とりあえず話だけ聞いてみようと思い、口座のある銀行担当者さんに相談してみた。

 

 そうしたら、意外にも知らないことがたくさんあったので、忘備録的にブログにまとめてみます。

 

国民生活金融公庫と街の銀行の金利はほぼ変わらない

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 お金を借りるときは国金(生活金融公庫)と決めてました。

 理由は利息が安いからです。

 でも、銀行員さんによると、現状は街の銀行も国金も金利は変わらないとのこと。

 

 実際にうちの会社が銀行から融資を受けるとなると、保証協会を通して借りることになります。

 

一般社団法人 全国信用保証協会連合会

 

 それは、取引先の銀行に対して信用が薄いからです。

 なので、我社の信用不足を補ってくれる、第三者が必要になるわけです。

 それが保証協会という組織になります。

 

 

 万一うちが返済できなくなると、保証協会が肩代わりしてくれます。

 保証協会を通した融資なら、どこの金融機関もほぼ利率は同じらしいのですが、年利は1.6%とのことです。

 1,200万円まで融資可能とのこと。かなり安いですね。

 

 一方、国金の金利はというと、金利一覧がとても複雑なんですが、無担保融資をお願いした場合、基準金利で2.2%になります。

  

利率一覧表(国民生活事業)|日本政策金融公庫

 

 そこに担保をつけるかで変わってくるようですが、無担保で融資を受けた場合、民間の銀行のほうが、金利が安くなる可能性がありますね。

 

国金は最後の砦として置いておく

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 銀行員さんが言っていたのは、借り入れの優先順位としては、民間の銀行から申し込むこと。国金は最後に置いておいたほうが良いとのことでした。

 

 理由は、国金のほうが審査が通りやすいからです。

 通りやすいなら、そっちのほうがいいようにも思えますが、もし国金から借りて、返ができないとなると、街の銀行はどこも貸してくれなくなります。

 「国金から借りてるんですよね」と言われて、銀行や信金は審査落ち。そうなると八方塞がりですからね。

 そうならないために、先に銀行から借りるべしということらしいです。

 

 確かに、国金は創業前の人にも貸しますし、売上を落としている人にも融資する制度もあります。

 「審査が甘い」という言い方が適当かどうかはわかりませんが、審査通りやすいところは最後に置いておくというのは、納得できますね。

 

 

融資実績を作ることの本当のメリット

 

 取引のある銀行と融資実績を作ることが大切。と、誰かに言われたことがあるのを覚えています。

 その時は、一度借りておくと、2度目は金利優遇がある、本当にまとまった金が必要な時、安く借りれるからということを聞いたことがあります。

 

 しかし、年利1.6%なら、すでにめちゃめちゃ安いですよね。

 もちろん、これ以上下がったらさらに嬉しいんですが、ここまで低金利な今、融資実績を作るメリットは?と疑問に思いますが、実績があれば、審査のスピードが違ってくるそうです。

 

 保証協会を通しての融資は、保証協会が実際に自社に訪問し、面談というプロセスを経ることになります。

 そうなると、遅い場合は、融資が実行されるのに2ヶ月くらいかかることもあるとのこと。図にすると簡単ですが、このチャートの進行具合がとにかく遅いそうです。

 

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一般社団法人 全国信用保証協会連合会から引用

http://www.zenshinhoren.or.jp/flow/index.html

 

 

 景気がいいときならいいですが、資金繰りが悪くなって、ショート寸前っていう時に2ヶ月も待ってられませんからね。

 

 1度融資実績があると、2回目から面談は省略されるので、融資実行までが早くなるわけです。

 短い場合だと融資実行まで2週間程度で済むらしい。

 

 ちなみに金利については、その時の企業の業態によって違ってくるので、融資を受けた実績があるからといって、必ずしも、次回有利な条件で受けられるわけではないそう。

 

 

審査申込に適したタイミング

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 実績を作るという意味では、業績が好調な時期に融資の申込をするのがベストです。

 じゃあ、その中でもいつのタイミングがいいの?という話ですが・・・。

 

 ここだけの話、と付け加えて、銀行担当者さんは、3月の決算前に申し込むのがいいと教えてくれました。

 3月に多くの企業は決算を迎えます。金融機関もそれは同じこと。

 決算時には売上目標を達成しているか問われるので、1月、2月あたりはとにかく、融資の件数が欲しいから審査がどうしても甘くなるとのことでした。

 

 更に言うと、3月になればすでに少し遅くて、2月までに駆け込みの融資審査の申込があるので、3月は実質審査できない状態になってるそうです。

 なので、2月までの融資申込がベストということになります。

 

まとめ・とりあえず融資申し込んでみます

 その場で銀行員さんにササっと返済金利をシミュレーションしてもらいました。

 そしたら、運転資金500万円借りて5年で返済すると5年間で約20万円の利息。

 1年あたり、4万円ちょっと。1ヶ月あたり3000円少々ということ。

 

 1ヶ月3,000円で融資実績を買うのが高いのか安いのかはわかりません。

 更に言うと、そこまでまとまったお金が必要になる時がくるのかどうかもわかりません。

 

 

 銀行員さんも営業マンなので、融資の実績を取ると、会社から評価されます。

 なので、何も知らない僕のようなザコ社長をうまくその気にさせてるのかなとも思います。

 

 色々思うところはありますが、決算書くらいは見てもらうことにします。

 黒字の企業でも、保証協会が「融資の必要なし」と判断された場合は、審査に落ちることもあるそうなので、実際にお金を借りれるかどうかはわかりませんが・・・。