2018年SEO展望。ファベルカンパニー古澤さんのセミナーを噛み砕いて報告します
どうもしくじりです。
今日はすっかり秋めいてきましたね。
ちょっと早いですが、2018年のSEOを中心としたアフィリの展望をしたいと思います。
といっても、私独自の見解ではなく、もっとすごい人のお話です。
先日、アフィリエイトフレンズ主催のセミナーに参加してきました。
講師は、ファベルカンパニーの古澤さんという方です。
アフィリエイターの中では、日本で5本の指に入るくらいの強面、いかつい方です(推定)。
筋肉もダウンタウンのまっちゃんくらいあります。
でも、お話は毎回すばらしいです。その一部を共有します。
話の中身はどちらかというと、専業アフィリエイター向けで、やや高度でした。
なるべく初級者の方でも実践できるような内容のみを紹介します。
結論を先に言う
現在は長文コンテンツが好まれます。
好まれるがゆえに、敢えて長文にするという人も多いでしょう。私もそうです。
長文になると、どうしても結論が後回しになります。
そうなると、かなり読みやすい文章を書かない限り、最後まで読んでくれません。
「早く結論言えよ!」
ってことで、ページを閉じられます。
もしくは、バックボタンで検索結果へ戻ってしまう。
ページの精読率を上げることは、検索順位と相関関係がある、という意見は、あちらこちらで聞かれます。
「意見」と表現するのは、Googleは精読率やサイト滞在時間と、検索順位は関係するとは明言していないからです。
ちょっと話が小難しくなりましたね。
要は、結論を先に言ったほうが、ユーザーにも感謝されるよってことです。
検索結果のことを「サープス」といいますが、サープスに戻られるのは、最悪です。
あなたのサイトは役に立ってませんよってことを、行動で示されてるわけですからね。
サープスに戻さない努力が必要なわけです。
コツコツファン化する
めっちゃがんばってるのに、なんでサイトの順位が上がらないんだろう?ってことはありますよね?
ジャンルによりますが、脱毛やキャッシングのような競合ジャンルの場合、同じことを思っている人が、数百人規模でいる可能性があります(汗。
そうなると、「なんだよー、このペラサイト飛んでしまえよー」と、人のサイトの不幸を願う他ありません。
そう願うときほど、飛ばないんだ・・・これが。
他力(Google)本願もいいですが、できる努力はしましょうよ。
狙ったキーワードで、一等最初にサイトを作ると、ライバル不在で楽ですが、そういうことは競合ジャンルでは少ないと思います。
そんなときは、コツコツファンを増やすコンテンツを作るしか、ライバルを上回る努力をします。
- オリジナルコンテンツ(取材、アンケート、インタビュー)
- 入手困難な書籍
- プロの目線での提案
こういったことで、差別化ができます。
その結果、「おっ、このサイトちょっとやるやんけ」と思ってもらえるかもしれません。
リピートして、ファンになってもらえれば、しめたものです。
ちなにに、「ミュゼ立川店に行ってきました」と、ただ漫然と体験に行ってくるだけではダメらしいです。
行ってみたら実際こうだった、という世間のイメージとのギャップや、現地でしか知り得ないような空気感を伝えることが重要です。
あと、書籍も、Amazonプライムでポチッと購入するのは、誰でもできるので、国会図書館のような、みんなが行こうと思わなそうなところで、情報入手するのも価値があるとのことでした。
こういうことを、積み重ねて行くと、閲覧ユーザーから「いいサイトだ」と評価されて、ファンが増えた結果、順位も上がるんじゃねぇの?って話です。
そのジャンルのコンシェルジュになる
自分のサイトを「何なりと御用をお申し付けくださいませ、ご主人様」状態に持っていくわけですね。
かなり難しいですよねー。
ユーザーの要望をまるっと受け止めるには、情報の羅列だけでは、不十分です。
ユーザーが必要な情報にたどり着くにも時間がかかりますからね。
「私のおすすめランキング」も検索で1位以外のサイトでは弱いです。
「この10の商品の中から、あなたにぴったりの商品をご案内します」という形で、診断コンテンツや、絞り込みコンテンツを載せてあげると、親切ですね。
最終的には自分の意思で選ぶという要素が強くなるので、成約率も上がりそうです。
「Aタイプの方はこちらの商品がおすすめ」
というような結果が出る、お遊び要素も交えた診断コンテンツってついついやっちゃいますよね。
でも、サイトで自作するのは難しそう・・・。
そう思いますよね?
実は、作り方次第では結構簡単に作れる方法もあります。
機会があれば、簡単に作れる方法について紹介しますね^^
もっと簡単な方法は、サイト上で質問を受け付けて、その相談に答えるというものです。
たまーに、お悩み系のサイトを運営していると、ガチの悩みが届いたりしますよね。
それをもっと、大々的に募集します。
本人の了解を得て、サイト上で悩みと回答を公開すれば、それだけでオリジナルコンテンツになりますしね。
チャットで相談に答えるというすごいサイトもありますが、私にはその勇気はありません。
究極は電話相談ですね。
そこまで行けばGoogle様も真っ青だと思います(笑)
まとめ:実践は難しい、しかし考え方はシンプル
ここまで書いた内容で、セミナーの内容の3割にも満たないかんじです。
セミナー本編は、ファベルカンパニーさんが運営するサイトを実際に見せて、解説してくださいました。
古澤さんの話は無料とは思えないレベルで、毎回正座して聞きたい気分になります。
椅子に座ってますが。
こんなかんじの、ちょっと高度なアフィリの話が聞きたいって方は、アフィリエイトフレンズにまずは、入ってみてくださいね。
有料会員制度もありますが、まずは無料で十分です。私も無料会員ですから。
セミナー全体としては、アフィリエイターに厳しい現実を突きつけられたという、厳しいものでした。
悲しいですが、来年もしんどいなーという印象です。
ただ、こういうことをひとつひとつ実践するのは難しいですが、「ユーザー本位」という考え方はいたってシンプルです。
今までみたいに、チューコドメインがどうのとか、外的要素をさらに考える必要がなくなります。
ユーザーのために役に立つ情報を届ける。
サイトコンテンツにその思いを落とし込むという考えだけで十分です。
技術がなければ、私のように、できる人にやってもらうまでです。
ぶっちゃけ、アフィリエイターにとって、未来は明るいとは思いませんが、困難を楽しむぜぃ!くらいのノリで2018年を迎えたいですね。
最後に。このブログのニッチなファンは、丸山塾系の人が多いんですが、今日の内容はちょっとペラサイトには向かないかなーと、その点だけ反省しております。