外注ライターの質は、ライティングの指示の詳しさで決まる|アフィリエイト外注論
どうも、しくじりアフィリ先生です。
つい先日、サイトのアップロード先を間違えて、別のサイトのフォルダにアップしてしまい、同じサイトが2個できるという、大しくじりをしてしまいました。
順位が急落したので、ミスに気づき、すぐに修正したのでリカバリできましたが、久しぶりに滝汗が流れました・・・。
さて、今日はライティングの外注化について、書きたいと思います。
記事制作はけっこう外注して失敗しているという人も多いと思います。
うちの会社もご多分にもれず失敗しています。
「これだったら、最初っから、自社でやっときゃよかった・・・」とがっかりするくらい修正ポイントが多い外注記事も目にします。
そういうこともあって、今月、うちの会社はライターを内勤者として雇用しました。
先日も書きましたが、クラウドソーシングでの記事単価の高騰、外注の難しさから、記事原稿は内部で極力する方向で進めています。
うちのような零細企業には、現役バリバリのライター経験者が、応募してくるわけもありません。
そのため、基本、未経験者から育てます。
そうすることが、長い目で見ると、コストダウンに繋がり、質の高い記事づくりにもつながると信じています。
単純業務はツールに淘汰される。ライティングスキルがさらに重宝される時代に
アフィリエイトは、ツールが発達して、HTMLがわからない初心者でも取り組めるようになってきました。
サイト作成ツールのSIRIUSは、アフィリエイター御用達のソフトになりました。
SEOに必要なサテライト作成、ブログの開設などもツールが代行してくれます。
しかし、メインサイトの記事原稿を書くツールだけは、未だに開発されません。
めちゃくちゃな記事を吐き出す、記事作成ツールはいくつも販売されていますが、とても人間が読めるような文章ではないです。
最近は、サテライトサイトに使うのも危ないですが、でも、基本はSEO用ですね。
セールスのためのライティングについては、道具が人間に取って代わる時代が遠いように思います。
今、募集中の石田塾8期についても、セールススキルが磨かれるプログラムになっていることでしょう。
メルマガを書いたり、情報販売をしたり、ライティングの腕一本で稼げる商売です。
話が横道にそれましたが、それだけ、ライティングは重要なスキルであるというのが、私の認識です。
最初はできるだけ詳しく、書く内容を指示してあげる
ライティングの研修は、うちの場合は、ほとんどが実地訓練です。
一応、文章の書き方みたいなことについては、サラッと講義形式で、1時間程度説明しますが、未経験者には、ポカーンという内容かもしれません。
そのため、OJTと言えば聞こえがいいですが、実質ぶっつけ本番です。
実際に、午前中簡単に業務説明をしたスタッフに、午後からガリガリと原稿を書いてもらっています。
いきなり5,000文字とか、10,000文字とか書いて欲しいと頼んでも、未経験者には無理です。
細分化して、方向性を示してあげないと、まったく記事執筆が進みません。
例えば、今日やってもらっている内容としては、ある、美容に関するテーマ7,000文字程度の原稿を、12個の見出しにわけて、書いてもらいます。
12個に分割すれば、1つあたり、500文字~600文字程度です。
そのひとつひとつに記事の方向性を示してあげます。
こういうかんじに指示書を書きます。
サイト設計に関する部分なので、見せられない部分も多いのですが・・・。
重要なのは、備考として、記事の方向性を書いてあげることだと思います。
これがあるのとないのとでは、ライターは書きやすさが全く変わってくるでしょう。
これは、内勤者用なので、口頭で補足している部分が多いですが、外注ライターの場合は、もっと細かく書面で指示して上げる必要があるでしょうね。
外注化に失敗するのは、指示不足から
ライターをバイトなどの内勤者で抱えるというアフィリエイトの会社は、多くはないと思います。
実際、内勤で抱える必要は必ずしもないと思います。
お金をかけたくないという人は、外注ライターにお願いしてもいいでしょう。
ただ、クラウドソーシングなどで記事を依頼する人の半数以上が、納品される記事の品質に不満を持っていると思います。
ただ、その原因を正せば、ほとんどの場合が指示不足だと言えます。
内勤者だと、隣にいるので、すぐに修正指示も出せますが、外注の場合はそれができません。
逐一チェックして、指示を出すのが面倒なので、得てして最初に依頼を投げてからは、納品されるまで、ノーチェックということになります。
それで、納品された記事が思っていたものとは違うという事態に至ります。
そうなれば、「このライターは質が悪い、使えない」と思ってしまうわけです。
でも、例えば語彙レベルが豊富でないライターでも、方向性と自分が書いて欲しい内容をきっちり示してあげれば、ある程度自分がイメージした文章は書いてくれるというケースは多いはずです。
つまり、外注の場合でも、初心者に教えて上げるくらい丁寧に説明してあげれば、自分の理想とする文章は書いてくれます。
それが、「外注」という自社スタッフでない人であるばっかりに、「育てる」「教えてあげる」という発想が欠けてしまい、効率化を求め、不満足な結果しか産まないという事態につながっていると考えます。
現実問題、連絡が取れなくなったり、バックレたりするライターもいるので、育てるという気になれない気持ちはわかります。
しかし、外注もスタッフの一員というくらいの気持ちで接していると、貴重な戦力になってくれるのではないでしょうか。
メインサイトの記事のクオリティで悩んでおられる方は、ぜひ振り返ってみてください。