アフィリエイトやめんなよ!健康アップデートで医療系サイトが飛んだ人へ
どうもしくじりです。
12月6日(水)、アフィリエイト業界を揺るがす大事件がおきましたね。
このブログでも触れずにはいられません。
本当はもう少し早めにブログに書きたかったのですが、大規模変動後の微動が続いていたのと、情報収集したかったため、少し遅くなりました。
状況を整理。変動で影響を受けたサイトのジャンルとキーワード
今日までのところで、一旦、私が把握している状況を整理してみました。
あくまでも、当ブログの個人的調査にもとづいての感想ですので、ご承知おきください。
影響を受けているジャンル
- サプリ系(葉酸、酵素、グルコサミン、水素など)
- 薬品系(シミ、関節痛、成人病など)
ただし、筋肉サプリなど、比較的新しめのジャンルは影響が少ない模様。
比較的影響が少ないジャンル
- 脱毛・エステ
- 白髪染め・ヘアカラー
- 育毛剤・AGA
個人的な見方ですが、健康系でありながら、命に別状のないジャンルに関しては影響が少なそうです。
また、性病検査キットのような、医療に深く関係しながらも、商品のほうがメインになっているジャンルについても影響は少なそうな様子です。
影響を受けているキーワード
「葉酸サプリ」のような、アフィリ直結のワード以外で影響を大きく受けているものは、以下のとおりです。
- 病名+治療
- 病名+完治
- 医療専門用語+治療法
- 医療専門用語(カテーテル治療 等)
- サプリメント成分名(特に医療系)
これらのワードにプラスして、2語・3語の掛け合わせでも順位を落としているサイトも多いようです。
また、サイト全体が、今回の影響を受けたものについては、サイト名で検索しても順位が落ちているようです。
また、一部商品では、商標キーワードでも大きく順位が変動しているものもあります。
個人的なペナルティではないのが、一番の問題
今回の変動は、今までにあったような、サイトが個別に受けるペナルティとは全く質が違います。
- 中古ドメインから山ほどリンクを貼っていた
- ツールで作った記事を1000記事くらい投稿していた
こういうサイトは、ペナってしかるべきだと思います。
そういうリスクを前提でサイト運営しているでしょうからね。
しかし、今回の変動を受けたサイトの中には、医師の監修を受けたり、薬事法の専門家に相談したりして作っていたサイトもあります。
ひょっとしたら、そういった、アフィサイトの中でも信憑性が高いものについては、今後戻ってくるかもしれませんが、それはGoogleのみが知ることです。
そのことは、「今後、どれだけ真面目にやっても、同じように自分のサイトが落とされるのではないか?」と恐怖にもつながります。
医師や薬剤師、管理栄養士などによる監修サイトは、ブームになっていましたが、今回をきっかけに一旦落ち着くかもしれませんね。
お前はどうなの?しくじりの被害状況
はい、私もがっつり被害を受けてます(汗
これから伸ばして行きたいなと思っていたサイトが1個、召されました。
報酬以前の問題で、精神的ダメージを受けました。
あとは医療系、商標系で少々。
ちなみにワキガとかのサイトもやられました。
ワキガって、命に別状ないと思うんですが・・・。
医療的な語彙を含んでいたからやられたんでしょうか。
ただ、うちはジャンルを分散していたので、運営サイトがごっそりやられたという状況ではありません。
リスク分散って、ホント大事ですよ。
今調子がいいからって、ビットコインに全財産集中とか、ホンマにやめてください(笑
被害を受けたアフィリエイターに注意してほしいこと
こういう不測の事態が起きた時は、それにつけこもうとする人が必ずいます。
言い方はキツイですが、地震が起きた時、略奪や詐欺を仂く人間がいるのと同じです。
報酬が落ちたアフィリエイターは、報酬とともに精神的なダメージが大きいでしょう。
そういう精神状況を知って、ビジネスを仕掛けてくる輩には注意してほしいと思います。
- リスティングのアフィリエイトへの誘導
- アフィリエイト以外のネットビジネスへの誘導
- 投資ジャンルへの誘導
特に今は、ビットコインが爆上げしてますから、仮想通貨の情報商材や塾が暗躍しそうな気がします。
絶対にやめておけ!とはいいませんが、心にスキが生じた時は、盲目的に救済方法を受け入れがちなので、一旦気持ちを落ち着けてから判断しましょう。
舵を切る方向は2つ。方向性を変えて続けるか、それとも辞めるか
「葉酸サプリ」みたいなキーワードで、これからもサイトづくりを続けていくのは無謀です。
なので、今までそういうキーワードでサイトを作っていた人は、2択を迫られます。
- 方向性を変えて続ける
- アフィリエイトを辞める
この2択です。
潔く辞めるというのも、ひとつの選択肢でしょう。
しかし、○○サプリというキーワードで上位に上げるだけの実績があれば、完全撤退はもったいないですね。
個人的にはジャンルや攻め方を変えて続けることをオススメします。
Googleが重視するYMYL(お金や健康など生活に密接に関係するテーマ)ジャンルを避ければ、まだいけます。
例えば、HuluやU-nextなどのビデオオンデマンドなどのジャンルは、けっこう熱いです。
スマホアプリやゲームジャンルなども、一時のブームは去ったものの、まだ取れると思います。
一番いいのは、「葉酸サプリ」というキーワードを使わずに、葉酸サプリを売るサイトを作ることです。
今回の変動で困っているのは、アフィリエイターだけではありません。
広告主、代理店、ASP、みんな困ってます。
なので、変動に強そうな仕組みでサプリを売ってあげると、めちゃくちゃ特単もらえることは間違いないでしょう。
その方法について、アイデアはありますが、それはまた別の機会で。
まとめ:最適解はない。思考を最適化する
これからどうすればいいのか・・・。
これがアフィリエイターの目下の課題だと思います。
でもその問いに対する正しい答えはありません。
まるで答えを知っているかのような人間が、あなたに多く寄ってきますが、それはその人の立場での意見です。(これをポジショントークといいます)
常に最適解を見つけようとするから、考えに迷いが生じて、最終的には詐欺まがいの塾や情報商材屋にカモにされます。
今後生き残っていくために、思いつく手段はこれだ!という思考を最適にしましょう。
未来のことなど誰もわかりません。
知ることができるのは「今」だけです。
一生懸命頭と手を動かして、それでもダメなら、潔く諦めようじゃないですか。